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後見人のためのガイド

昨秋開かれた「国際アルツハイマー病協会国際会議京都2004」でお会いしたオーストラリア(ヴィクトリア州メルボルン)のOFFICE OF THE PUBLIC ADVOCATE(Private Guardian Support Unit)という組織メンバーの方から紹介された文書です。オーストラリアとは法律が違いますが、一番権限を与えられた「後見人」に関する一部抜粋訳です。わかりやすく書かれていますので原本をお読みなる事をお勧めします。
(誤訳がありましたら、どうかご容赦下さい。「?」は特に怪しい訳です。)

A Guide for people appointed as guardians(Acrobat書類)

後見人は「stand in the shoes」(相手の立場に立って考える)人と言われています。
後見人が決断することは本人が決断したことになります。
後見人としてあなたは次のように行動すべきです。
本人の利益を最大限にするよう努める
本人の自由の制限を最小限にとどめる
本人の希望を可能な限りかなえるよう努める

○後見法(?)第28条2項(1986)は、あなたが本人の代弁者としてどのように本人の利益を最大限に追求すべきか説明しています。
本人の為に主張する
できるだけ社会参加を勧める
本人を介護している人々を励まし助ける
放棄・虐待・不法行為から本人を守る
本人の願望を考慮する

○後見人の場合、あなたは次のような権限を持ちます。
本人がどこで暮らすか決める(永続的でも一時的でも)
本人が誰と暮らすか決める
雇用関係に承諾を与える
必要なら本人への面会を禁止又は制限する
医療行為に承諾を与える

○住居についての決断
後見人として「本人がどこで誰と暮らすか」決める時、本人の希望を考慮し尊重すべきです。しかし、明らかに本人の利益に最も適していると思える場合、本人の意思に反して決断しなければならないかもしれません。
住まいについてのあらゆる点を検討すべきです。本人が安心して暮らしていけるように適切な援助サービスの利用を承諾することも含まれます。

○介護施設などへの入所を決める前に次の事を考えて下さい。
本人が特に好む設備があるか?
その施設は家族や友人たちが行きやすいところか?
本人のものをどれだけ持っていけるのか
その施設はどのように経営され、どのようなケアができるのか?
その施設に適切な外出イベントや活動プログラムが常時あるか?
施設の所有者/経営者は後見人の役割と権限について認識しているか?

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