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東京家裁後見センターの本

判例タイムズ社からこんな本が出ています。
私が特に疑問に思っていた下記の項目について、どんな風に書かれているのか知りたいです。早速、買いに走ります。
・後見センターにおける後見等監督事件処理のしくみと特徴
・後見センターの成果と今後の課題
・手続費用の負担について
・成年後見人の職務・権限について
・後見監督の過程で現れる問題事例と対応
・成年後見人等の報酬・事務処理費用について
関連書式のCDがあるのも魅力的です。ネット上に公開されていない書式が網羅されているなら嬉しいのですが。


臨時増刊 判例タイムズ1165号(2005年1月25日号)
東京家裁後見センターにおける成年後見制度運用の状況と課題

  東京家裁後見問題研究会 編著 [関連書式CD付き]

第1部 東京家裁後見センターにおける成年後見制度の運用のしくみ・方策等
1 後見センターにおける成年後見等開始申立事件処理手続の概要と特徴 6
2 手続相談及び受付の要点と添付書類等 10
3 申立てに関する情報の収集について 17
4 即日事情聴取方式の実践と工夫 24
5 手続選別とその要点 28
6 後見等開始・後見人等選任過程における調査官調査の要点 31
7 診断書及び鑑定について 38
8 任意後見監督人選任申立事件の処理について 41
9 審判書の作成について 46
10 後見センターにおける後見等監督事件処理のしくみと特徴 49
11 後見センターの成果と今後の課題 53

第2部 成年後見制度の運用における諸問題
12 内縁の妻の申立権 62
13 手続費用の負担について 63
14 後見等開始の審判申立ての取下げについて 65
15 基本事件,付随事件,後見監督事件の管轄について 70
16 審判前の保全処分について 74
17 紛争事案の問題点とその解決策 77
18 代理権の付与及び同意を要する行為の定めについて 81
19 居住用不動産の処分についての許可 86
20 利益相反行為・特別代理人選任について 92
21 適切な成年後見人等の選任 96
22 複数後見人の選任,権限行使の定めについて 101
23 成年後見人の職務・権限について 104
24 後見監督の過程で現れる問題事例と対応 108
25 成年後見人等の報酬・事務処理費用について 114
26 成年被後見人死亡による後見終了における問題点 118
27 任意後見と法定後見との関係 121
28 渉外事件の取扱いについて 123
29 後見等関係事件記録の閲覧・謄写及び送付嘱託について 127

◆成年後見申立ての手引 130
◆成年後見人Q&A 145
◆関連書式 172

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後見人のためのガイド

昨秋開かれた「国際アルツハイマー病協会国際会議京都2004」でお会いしたオーストラリア(ヴィクトリア州メルボルン)のOFFICE OF THE PUBLIC ADVOCATE(Private Guardian Support Unit)という組織メンバーの方から紹介された文書です。オーストラリアとは法律が違いますが、一番権限を与えられた「後見人」に関する一部抜粋訳です。わかりやすく書かれていますので原本をお読みなる事をお勧めします。
(誤訳がありましたら、どうかご容赦下さい。「?」は特に怪しい訳です。)

A Guide for people appointed as guardians(Acrobat書類)

後見人は「stand in the shoes」(相手の立場に立って考える)人と言われています。
後見人が決断することは本人が決断したことになります。
後見人としてあなたは次のように行動すべきです。
本人の利益を最大限にするよう努める
本人の自由の制限を最小限にとどめる
本人の希望を可能な限りかなえるよう努める

○後見法(?)第28条2項(1986)は、あなたが本人の代弁者としてどのように本人の利益を最大限に追求すべきか説明しています。
本人の為に主張する
できるだけ社会参加を勧める
本人を介護している人々を励まし助ける
放棄・虐待・不法行為から本人を守る
本人の願望を考慮する

○後見人の場合、あなたは次のような権限を持ちます。
本人がどこで暮らすか決める(永続的でも一時的でも)
本人が誰と暮らすか決める
雇用関係に承諾を与える
必要なら本人への面会を禁止又は制限する
医療行為に承諾を与える

○住居についての決断
後見人として「本人がどこで誰と暮らすか」決める時、本人の希望を考慮し尊重すべきです。しかし、明らかに本人の利益に最も適していると思える場合、本人の意思に反して決断しなければならないかもしれません。
住まいについてのあらゆる点を検討すべきです。本人が安心して暮らしていけるように適切な援助サービスの利用を承諾することも含まれます。

○介護施設などへの入所を決める前に次の事を考えて下さい。
本人が特に好む設備があるか?
その施設は家族や友人たちが行きやすいところか?
本人のものをどれだけ持っていけるのか
その施設はどのように経営され、どのようなケアができるのか?
その施設に適切な外出イベントや活動プログラムが常時あるか?
施設の所有者/経営者は後見人の役割と権限について認識しているか?

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